ウレタンスポンジで白鳥を作る (成形2 頭)
今回は、主にサンペルカでの口ばし成形と、頭の細かい部分の成形をします。
サンペルカはL-1400。
これはちゃんと型紙を作りました。
5mmをベースに、8mm(グレー)を中心鼻部分から縦に付け足します。
鼻の穴も切り込みを入れます。
5mmの紐を作って、口の内側に縁取り?のように貼り付けます。
貼った後に熱して曲げていきました。
舌も作りました。これもある程度切りだしてから熱して曲げていきました。
口ばしを貼り付けます。
これはもしかしたら、口ばしの塗装(せめて内側だけでも)をしてから付けるべきだったかもしれません。
頭の造形を早くやりたくて付けました。
コブハクチョウなので、鼻の上に来ぶがあります。
トレーシングペーパーであたりをつけて、切り出します。
頬のふくらみを作ります。
さらに頭に膨らみを作り、形を整えました。
頭もざっくりと成形ができました。
次は羽と足です。(尾っぽの成形ももう少ししたいです。)
ウレタンスポンジで白鳥を作る (成形)
今回はウレタンスポンジで白鳥(コブハクチョウ)を作りたいと思います。
型紙を作らず、ざっくりと首部分を切り出しました。
胴体上部分(背中)も型紙なしでざっくり作ります。
貼り付けました。
背中に丸みをつけます。
もっと膨らみをいれます。
首との接合部分も背中のパーツで全部埋めました。
次にお腹部分を作っていきます。
どんどん切り込みを入れて曲線を作ります。
尾っぽ側の縦の切り込み、斜めカットにしてみましたが、くっつけた山がとんがってしまい(考えたらそうなる)白鳥の丸みには合わなかったです。
角が目立ってはいますが、とりあえず形にはなったように思います。
背中とお腹をつけていきます。
一気に位置を決められなかったので、まずは一部分から。
この辺り、というのを決めて、切って貼ります。
少しずつ形ができてきました。
尾っぽ部分ですが、もっとへこましたい。
切って貼って、形を作ります。
とりあえず、胴体はこのざっくり成形あたりで良しとして、頭の成形に移ります。
頭も、型紙を作らず、何となくで付けてみます。
首の接合部分は角度をつけました。
角度がまだ決まらないので、全部は貼り付けずにおいてます。
この辺りで、ここをこれくらい絞りたいなーという時の印のつけ方が分かってきました。
(写真の連続投稿の仕方も分かってきました・・・。)
頭のふくらみ、切ったり付けたりで、最適な形をみます。
こちらは結局三角のパーツは付け足さずにいきました。
ここから口ばしを作って、貼った方が分かりやすそうなので、口ばしの作業に移りたいと思います。
それと、首のカーブを整えました。
口ばしはサンペルカL-1400で作ります。
ウレタンスポンジで小さい宇宙人人形を作る 追記
ウレタンスポンジ、ラテ塗り、UVレジンで作った宇宙人人形ですが、
その後棚に突っ込んで置いていたら
目に傷がついていました。
写真は爪で引っ掻きまくった跡ですが、UVレジン、柔らかいからこうなるのでしょうか?
これは完成後すぐなら問題ないですが、後々こうなるのなら使えません。。。
UVレジン塗装、割と手間も時間もかからず良いなーと思っていたのですが、残念です。
こうならないようにする方法もあるのかもしれませんし、レジン液も悪いのかもしれません。レジン液に着色した方が良いのかもしれませんし。
また、足部分がくちゃっとなっていたらしく、そのままの状態で固まっていました。
やはり芯(針金など硬いもの)を入れた方がいいのかもしれません。
乾いてからもラテ同士がくっつくようなので、注意しなければならないようです。
目は塗りなおしできますが、足の潰れは直せないかと思うので、また自然に戻ればいいですが・・・。残念。
ウレタンスポンジで宇宙人人形を作る(シリコーンかたどりとUVレジン)
今回は宇宙人人形の目を作ります。
目はつるっと硬いものが良いので、スポンジでは作らず別の素材で作ります。
それこそ色々な素材が使えますが、知り合いから頂いた型どり用シリコーンとレジンを使ってみたいので、粘土で作った原型を作り型を作ります。
今回使用したシリコーンは
造形村新スーパーEXシリコン (8時間で硬化)
原型は、試しにふわふわ粘土を使ったのですが、乾きが中途半端だったからか、そもそも原型として適していないのか、型から取り外す時に崩れてしまいました。原型の形の調整のやすりがけも(半乾きだったのだろうけど)うまくいかずでした。
何度かシリコーン型どりしていて、その時はずっと型どり用のブロックを使用していましたが、厚紙やサンペルカで型どりしている方もいたので、今回厚紙でやってみます。
硬化しました。厚紙の壁は問題なく、特に離型剤も塗っていませんでしたが、一部紙が厚紙に残りましたが、きれいに取れました。
右はレジンです。今回レジンも造形村のもの。1個A剤B剤50gずつで丁度良かったような。記憶があいまいです。
この造形村のシリコーン、硬化後の硬さはとても柔らかかったです。
薄い部分も強度ありそうなので、細かい型どりに向いているのでしょうか。
ぐずぐずの粘土原型でしたが、取り出しやすかったです。
目の部分を少しへこましたいので、切り目を入れて潰してみようと思います。
gボンドを入れてみましたが、ラテックス同士でくっつきやすくなっていて、思ったほど潰すことができませんでした。
レジンは、油性マジックで黒くしました。
ここからつるっとした塗装をするのに、透明UVレジンを初めて使ってみました。
別にニスでもよさそうですが、UVレジン、乾くのが早いので結構よかったです。
筆で塗り、36wのライトで15分照射を2回繰り返しました。
そんなに厚塗りではなかったように思いましたが、10分ではまだべとっとして指紋が付きました。
gボンドでつけて
終わりです。
UVレジン、もっといろいろできそうです。
眼球を手作りされている方は、どうやって作っているのでしょうか。気になります。
ですが兎にも角にもまずはウレタンの造形がよくないとどうしようもないですので、まだ練習が必要です。
ウレタンスポンジで宇宙人人形を作る(ラテ塗り)
成形し、目止めも終わったのでラテックスを塗っていきます。
何度か扱っていますが、こちらも正解がよく分からず。
今回色はグレー、最低5回は塗り重ねると聞いたので、最低でも5回。そこから塗り重ねるとどうなるかも見たい。
今回のラテックスは東急ハンズで2年前に購入したクォー・ユー化成有限会社の造形・美術工芸用L-5000。
色味はこだわりないので、適当にグレーを作ります。
最初100均の銀のアクリル絵の具を入れましたが、全く色が出ずラメだけしか出ませんでした。
赤と緑でテキトーに作ります。
苔、沼みたいな色になりましたが、これでいきます。
最終的に8回塗り重ねたのですが、それに使った量は
275ml紙コップにラテックス半分×2回
次に、頭部の段差がどうなったか。
3回目からしか写真を撮っていませんでした。
特に段差がましにはなりませんでした。
次はおしりの段差です。
こちらも3回目からです。
お尻の段差はなじんでいきました。
左右で作り方を変えた耳は、最終的な仕上がりは違ったものになりました。
そして、最終的に重みも出たので、重量も測りました。
最初に測っていなかったので、比較ができませんが。
98.6gです。
今回、こんなに塗り重ねたことが初めてだったのですが、やはり最低5回、というのは頷けるほど、5~6回くらいからようやくウレタンのぶつぶつが消えだし、ラテックスのゴム質が出てきました。
次は目の制作に移りたいと思います。
ウレタンスポンジで宇宙人人形を作る(成形) 2
前回の宇宙人はプラスの作業で作りましたが、時間がかかったので次はマイナスの作業を意識して作ってみます。
前に使った型紙に手足を付けます。ここから丸みを出していくので、仕上がりよりかは幅を若干大きめにしました。
今回は芯を入れずに、頭のパーツ、この型紙で切りだしたパーツ(胴体と手足がくっついた状態)の大きな2パーツに、首、足先を後付けしたいと思います。
ウレタンスポンジの厚みは今回も15mmと5mmです(家にそれしかない)
頭は今回は15mm4枚からスタート。
胴体は15mm2枚に、肘先、膝先を省いたものを1枚重ねます。
後ろはお尻部分だけ付け加えます。プリケツ上手くできますように。
角を落としていって、とりあえず首を付けました。
足先も付けました。
ここからカッターでどんどん形を整えて、ボンドで形をなじませていきます。
成形している時の途中過程を全く写真に撮っていませんでした。
おおまかな形はできてきました。
足のむっちりとした感じと足首の流れはいい感じですが、むにむにした痕跡(境目の段差)が目立ちます。
5mmを左右の胸、お腹に分けて貼り付けてみます。
? 何か変なことになったような。
1枚で大きく貼ったほうが良かったのか。胸の段差が無くなったら嫌だなと思って分けたのですが。
背中は1枚にしました。
お尻の割れ目は切り目を入れました。
肩甲骨の段差や、背骨のくぼみも、ちゃんと出ました。
- 両面に薄塗り2回
- 段差を出したいなら、少し伸ばすように意識する
- 高いところから貼り始める
この辺り、サンペルカも同様ですが、ウレタンスポンジも同じことが言えるような気がします。
鎖骨と首筋を切り目を入れておさえてみました。
指の切り目を入れて、手足に指を作りました。
お尻の段差をもっとなだらかにしたくて追加で付けてみましたが、やっぱりボコってなります。
ただ、貼り方を左右で変えてみました。
左:ぺたっと貼った
右:少し伸ばしながら貼った
膨らみが右のほうがなじんでいいですね。
頭も前後に分けて貼りました。
頬をぐっとおさえてしまって、顎が小さく、頬がこけすぎてしまいました。
下の赤い線が透けて見えてありがたいです。
前後の張り合わせの部分が段差ができてしまっています。ずっと段差との闘いです。
段差を埋めてみます!
ちょっと引っ張りながら貼ってみます。
まだマシか・・・?
まあまだマシかという感じです。前よりかは。
顔のパーツを作っていきます。
口中、上下、鼻の切り込み。
ほうれい線も入れます。
潰します。
細かく調整します。
耳を作ります。
ちゃんと型紙を作りました。
絵に沿って切り目を入れます。
左耳はそのまま潰したもの。
右耳はへこむところは切り取って形を整えたもの。
後ろ側も今のうちに形を作っておき、ボンドで形を整えます。
写真では分かりにくいですが、形は違いはないけどスポンジの密度が違うので、硬さが違い、ここからの加工は右耳の方が柔らかいのでやりやすそうです。
顔に付けました。
全体はこんな感じになりました。
まだ不格好ですが、ここから一度ラテックスでの着色にかかってみようかと思います。
Gボンドで目止めしましたが、あれ?段差が目立った?
目止め後の背中。
おしりは目止めのボンドでさらになじんだようです。
前のと比べたら体のつくりは良くなりました。
時間も短縮できました。
そもそもこのサイズの人形を作るのに、ウレタンスポンジが適切なのか。
費用は1000円くらいでしょうか。ウレタンスポンジは安いのですが、ボンドの消費は割と多いです。でも安いです。
柔らかさはこれくらいほしかったので、他の素材で作るとしたら、粘土原型からの発泡ウレタンでの型どりでしょうか。
費用が倍か3倍くらいかかりそうですね。
その辺も詳しくないですし、発泡ウレタンの型どりをやったことがないので、いつかやりたいです。
それとの比較もしたいです。
ですが、もう少しウレタン造形を慣れることを優先してみようかなと思います。